中受録

わ~ママの徒然なるままに

志望校軸(振り返り)

書き下ろしは、半ば自分の心を整理するかのうような効果があると感じる。
まる子へと始めたブログも、なんか自分のためになっている。


我が家の志望校選び。
私学の中高一貫校に何を期待するか?
① ある程度自分と同じ環境下で育った仲間と過ごす6年間でありたい。
  →余計な悩みが要らない(※自身の経験から)
② 公立にはない、+アルファーが欲しい。
  →キリスト教育だったり、キャリア教育だったり、英語教育だったり。


その程度、だった。


そして、実は最初から偏差値帯でいうまる子の立ち位置の一番下から探していた。
上はほっといても子供が目指すのでその時調べればいいだろう位の気持ちだった。


というのも、受験する学校に順位をつけず親が納得感のある学校を選択したかったからだ。


最悪第五希望になったとしても、親が納得して行かせたかったから。6年間、我々の薄い給与から引き落とされるのだ。その時に違和感を覚えるなんてリーマンとしてはたまったもんじゃーない。


ただ、途中から6年の初めあたりだったかな?ひとつの軸が追加された。
英語力。


算数が強い塾に入れてしまって、大変苦労した娘と横でみている親としての試練が続き・・・中学からは何か武器が欲しいと思った。


まる子は国語ならいける。


つまり言語はすいすいいくので英語に中学から切り替えると世界が広がる、将来の選択肢も広がるのではないか?そう考え始めてから見る学校ががらりと変わってきた。
言語力、高いコミュニケーション能力を武器に磨いて欲しいと考えた。そのツールに英語がある。英語に特化した私学の教育カリキュラムを結構調べた。


結論、親がココ凄くいいな!と思った学校は全てまる子の意にはそぐわず
まる子の選択によって、ほとんど全てはじかれてしまったのだけど"(-""-)"。


後は、偏差値帯で低く出ていても、問題の相性があわずに滑り止めを変更もした。
学校説明会にいってみると、理数系にかたむける女子校であったり(また自己肯定感がなくなりそう)男っぽい性格の女子が集まる女子校は、まる子には多分校風的には合わないな、とか。


最終的に12月に並べた学校は、すべてまる子の希望する学校にした。
正確にいうと、意思がつよくて簡単に親が傾けることができなかった。


でも、どーしても2日目の女子校だけは夫君も私も、どうかな~というひっかかりが取れなかった。最近とても人気で偏差値もぐー--んとこの3年間で伸びている。ここに合格したら周囲からはいいじゃんという賞賛もありそうな学校である。
塾もかなり押してきた学校。
まぁ、塾って合格実績と次年度予想偏差値しか価値ないからね。


最後の最後で、やっぱり好きじゃない!
という親の意思が働いてしまい、志望するまる子を説得して出願せずに終わった。


楽に大学進学可能でゆる~く6年間ほんわかと育つ学校かもしれないけれど、卒業生がなんとも私達の求める人物像ではなかったからだと思う。そして唯一この学校だけが、学校説明会での校長先生の初回にあるご挨拶(実はね、夫君の恩師)で何がいいたいのか意味が分からなかったというところが最後のひっかかりだったのだと思う。


学校選択で校長の話を一番重視する私としては、ダメだった。だって、企業だってトップ次第でしょ。とても近くて魅力だったのはあるが全く後悔はない。


最後の最後で、第二希望を今回進学することになった学校へすり替えた。塾からは最後まで
あまり理解されたなかった感はある。


社会人になっても通ずるグローバルな力が身につくカリキュラムが用意されているというところに親としての価値観が合致したところを置いた。問題は学費がちと高い( ;∀;)。いや、我が家からしたらかなり高い。車もない我が家がそのクラスにいて大丈夫かしらとも思う(笑)。


結局は、偏差値帯でみたら
第二希望で親がチョイスした学校はまる子の実力であれば、あんなに最後踏ん張らずともそこまでやらずとも?行けるレベル感に終わった。夫君はまた違った意見がありそうだけど。


冷静にまる子の実力相応校って私の母校だったんだろうなとも思う。
蛙の子は蛙だわ。


3月の初回で先生がまずその学校を出してきたのでこのレンジの女子にはメジャー校なのだろう。そこの過去問5年特化してやってれば確実に合格だったと思う。
実は受験1週間前に1.5年しかやらなかった・・・ごめんよまる子。


思い返すと、あの塾で
つまりハイレベルな子たちが集まるあの環境下で、まる子のレンジ帯の学力の子が過去問を12月から取り組むには無理があったのだと思う。9月位から少しずつ間引いてやっていくべきだった。


常にオーバーフロー状態で基礎が身につかないままハイスピードで進む。御三家ならそれでいいのだが、そのレンジとは無縁の層にはきつかった。


おかげで過去問を十分にやる時間はなく、夫君によるパパ塾で算数算数算数で終わってしまったのだ。年末から理社をガンガン追い上げて(私退職してほ…んとよかったよ('Д'))、
本命校の理社は合格ラインまで仕上がったけれど算数って、そんなに短期間で仕上がらないだのよね。


国語は男子校の超難関校でもスイスイとけていたので、本命校であっても最初から問題はなかったしあの記述力は国語女子にとっては絶好の問題だったと思う。問題が楽しくて仕方がなかった様子だった。


本題から話が飛んでしまったのだけど、まる子の受験総括としてはこのあたりで終わりにしよう。


よく頑張った!親はずっとどうかな?と思っていた塾だったけれどまる子の意思を尊重して3年間通塾させた。その塾の良さは、受験本番で実感した。あのフォローは凄いものがある。そしてそのフォローに効果が出るのは、長年の子供と塾との信頼関係の上に成立するものであり、それがなければ全く効果がなかったと思う。随分お金かかったけどさ。


最初から〇〇学園が大好きなまる子。多分一生忘れない。


6年後の卒業式に、先週までの本命校に進学するよりも、
超良かったじゃん!といえるまる子になれるよう引き続きがんばっていこう。