中受録

わ~ママの徒然なるままに

受験麻痺

通勤途中の合間に・・・
会社の休憩時間があると・・・


つい六年生の中学受験2021ブログをほじくり返してしまう。


結構泣ける・・・
特に最下位からの出発編や父子や母子の二人三脚ぶりのブログには
時折じわっと(うるっていうのか)こみ上げるものがある。


人事採用担当をやってもう10年が経つ。
ここは申し訳ないが、何千人という学生さんをまるで鶏のように自動的(書類審査)
にさばき、よりすぎった一握りだけを見て(面接)、さらに厳選する仕事をしていると
完全に感覚がくるってしまう。


上位校やエリート学歴はもはや当たり前のような前提で、
勉強しかしてこなかったんだ!(不合格)
とか
親が頑張っただけの自分がない何もないなあ!(不合格)
とか
英語だけできてもなあ!(不合格)
とか


言いたい放題だったけれど
あれは本当にごく一握りであり、そこにいきつくだけでも相当凄いってことを
娘の受験を前に痛感しました。


まあ、でもなー
勉強だけ出来ても仕方ない。


中受は一つのチャレンジとして、その後に深く学べるようなスタンスが本来ほしい。
受験の合否に一喜一憂せずに、社会に出るまでに総合的な学力・人間力をしっかりと
つけてほしいなあと立ち戻るのであった。


仕事で麻痺してたけど、受験界もある意味麻痺を起こす。