面接の小部屋
仕事柄、春はリクルート学生の面接のオンパレード。
今日はいわゆる高学歴・成績優秀(オールA)・TOEIC995・そしてロシア語やイタリア語も日常会話なら堪能レベルで、企業法務を取り扱う大学院女子の面接のお話。
申し訳ないがビギナー面接官であればあるほど、↑のような顕在スキルに騙されがち。
一次選考結果や事前書類を見渡す限り、”どんたけ優秀か!と期待したが外れた。
(学生さんすみませんここはブログということで)
いかなる質問に対しても論点がずれる。
いかなる回答に、えーっとの言葉が挟まれる。
考えながらではなくて結論を先に教えてほしくなってしまう。
面接による会話は彼女のまとまりのない空中戦のような会話に思いっきり振り回されて終わった。
おそらく友人としては素晴らしい女性であると思うし人としては大変優秀なのだと思う。
でも・・・
企業人としては不合格としました。
勉強だけ、出来てもダメなんだなぁ。
人との関わり
発想の柔軟性
このあたりのソフトスキルは、面接の質疑応答でよく分かるもの。
一方で、日夜塾の宿題に追われ1に算数、2に算数、3算数・・・理科社会のまる子を見ていると、一体いつ人間の幅ってものが経験できるのだろうと不安になる。
トップレベルにまで仕上りを望んでいる訳でもないが
勉強だけしかやってこなかった
とか
いわゆる受験勉強にはまりすぎる思春期というのもどうなのだろうと
考えてしまった。